ホルムズ海峡の安全確保をめぐり、日本など同盟国に艦船の派遣を期待していたアメリカのトランプ大統領ですが、一転、「支援は必要ない」と表明しました。
17日、記者団の取材に応じたトランプ大統領。こう不満をあらわにします。
アメリカ トランプ大統領
「NATOはとても愚かな間違いを犯した。ずっと言ってきたように、NATOが我々の味方なのか疑問だった。これはテストだったんだ」
これに先立ち、SNSでは「NATOの加盟国の大部分から参加したくないと連絡があった」と投稿したうえで、こう表明していました。
アメリカ トランプ大統領
「イランへの軍事作戦で大きな成果を収めたから、もはやNATOの支援を必要としない。日本や韓国の支援もだ」
この件でトランプ氏と電話で話したという共和党の重鎮議員は…
共和党 グラム上院議員
「これほど怒っているトランプ氏を私は知らない」
思惑通りに進まない様子のトランプ氏。軍事作戦の見通しは…。
アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃から2週間以上が経ったいまも、攻撃の応酬は続いています。18日には…
イラン国営テレビ
「ラリジャニ氏は、常に血に飢えた敵に対して、団結して立ち向かうよう国民に呼びかけていた」
最高安全保障委員会のトップで、殺害された最高指導者・ハメネイ師の最側近でもあったラリジャニ氏がイスラエル軍の攻撃で死亡しました。イラン側は報復攻撃を行い、イスラエルメディアは2人が死亡したと伝えています。
記者団に軍事作戦の見通しを問われたトランプ氏は…
アメリカ トランプ大統領
「まだ準備はできていないが、近い将来、撤退することになるだろう」
一方、トランプ政権内ではこんな動きも。
国家テロ対策センターのトップを務めてきたジョー・ケント氏がイランでの軍事作戦を支持できないとして、辞任を表明。トランプ氏に宛てた手紙も公開しました。
ジョー・ケント所長がトランプ氏に宛てた手紙
「イランは、我が国に対して差し迫った脅威を与えていません。イスラエルとその強力なロビイストからの圧力によって、戦争が始められたことは明らかです」
アメリカメディアはイランでの軍事作戦を理由にした政権幹部の初めての辞任だと伝えていて、軍事作戦に踏み切った根拠を疑問視する動きが広がっています。
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