「政治とカネ」の問題 みそぎは済んだのか?

TBSスペシャルコメンテーター星浩:
高市さんに聞きます。今回の選挙で「政治とカネ」の問題は問われなければならないと思います。自民党は38人がいわゆる裏金議員、不記載議員を公認しますが、その内の20数人は、前回の選挙で落選している。ということは、有権者からは「みそぎは受けてない」ということ、そのみそぎを受けてない議員を今回公認して、重複比例も認めるということは、自民党にとっては「もうみそぎはいいんだ」ということなのか。その辺はいかがですか。

自民党 高市早苗総裁:
みそぎが終わったとか、そういうことは考えていません。

とにかく私達は、この政治資金の問題を重く受け止めています。特に、不記載があった、1回そういうミスを犯してしまった。その方々は司法、検察による捜査や第三者の弁護士による聞き取りを受けました。国会の場でも説明をしました。そして選挙で落選するという大変重い審判を受け、つらい思いもされました。

でも専門知識を持って、また一生懸命国のために働きたいという人材ですからね、たった1回過ちがあった、間違いがあった不記載があったということで、もう2度とあなたは政治家になっては駄目だということではないと。私はまた活躍してほしいと思っています。

藤森祥平キャスター:
連立相手の藤田さん、今のお考えはいかがですか?

日本維新の会 藤田文武共同代表:
それは私達も受けとめたいと思います。説明責任を果たし続けることは大事だと思います。一方、これは違法な行為や裏金作りを機とした上でやったものと、それから単純なミスというのは、私は切り分けて批判すべきだと思うんですね。例えば、野田さんのパートナーである斉藤代表もかなり高額な不記載がありましたし、それから玉木さんのところの古川さんもありました。大石さんもありましたね。

ミスでしょう?自民党の中のそういう構造問題の部分と本当のミスとを切り分けて、私は批判した方がいいと思います。

れいわ新選組 大石晃子共同代表:
まさに構造問題で、今、高市さんがおっしゃったことには複数の問題があると思います。裏金の人たちの個人の責任にしないでください。自民党の根深く、長年続けてきた派閥で、政治資金パーティーのキックバック部分を作って、「それを言うな」と指導して、収支報告書に記載しなかった問題です。記載ミスとは全く違うのに、そういう認識をしれっと言わないでください。

「負けたりつらいこともあったけど、ワンチャンスもう1回選挙に立てます」って、それあなたが今、解散しているのと同じ話じゃないですか。「高市早苗でいいですか」という話と同じで、もう勝手なことをやめていただきたい。全部で42名立てておられますよね。どう考えていますか。

自民党 高市早苗総裁:
不記載があった人、しかも自身でそれに対処できなかった。要は、派閥の先輩の秘書や秘書同士だったり、自分で対応できなかった人もいるし、それで結局、裏金と言って自分で持っていたのではなくて、派閥に返したり。みんなそれぞれ事情が違うんですよね。

そんな中で、きちんと説明責任も果たして、司法による対応も終わって、本当に落選でつらい目もして、それでも歯を食いしばってまた選挙に出たい人に出ちゃダメだって言うのは…