予算審議せず選挙「なぜ今なのか」
会見で高市総理は、自身が総理にふさわしいか国民に信を問う必要があると強調し、「重要政策の大転換」についても触れました。しかし、予算案を審議せずに選挙に踏み切る姿勢に対し、行政学者の中野雅至教授は強い懸念を示しています。
(神戸学院大学・中野雅至教授)
「結局、予算案を放り出して今やる根拠は分かりませんでした。また、高市総理の『日本はまだまだやれる』というような言葉を、鼓舞していると思うか、それとも不安感を煽られていると思うか。私は不安感を煽られている気がしました。だから『私に任せろ』『フリーハンドで任せろ』と言われている気がして、あまり良い気はしませんでした。だからこれは国民がどう受け取るかです。鼓舞されている、あの人についていったら私を勇気づけてくれる、と若い人は思うかもしれないし、逆に『いやいや、自分の生活は自分で守りますと。あなたに全部フリーハンドなんか預けません』と思うか、どちらかだと思います」
最短日程とされてきた2月8日の投開票で選挙を行う理由について、高市総理は「予算案の年度内成立の影響を最小限にするため」と説明していますが、そうであるならば2025年末か予算案成立後ではいけなかったのか。明確な説明はありませんでした。














