親子の死をめぐり生活保護の”デマ”が拡散市に抗議相次ぐ

1月6日、福岡市城南区のマンションで、このマンションに住む33歳の母親と6歳の長女、4歳の長男が自宅で亡くなっているのが見つかりました。

警察は、生活に困窮した母親が無理心中をはかった可能性が高いとみて慎重に調べています。

この事件を受け、TikTokやスレッズなどのSNSでは様々な情報が投稿されました。

スレッズの投稿
「福岡で母子3人が生活保護を受けれず餓死」

こうした投稿が拡散され、福岡市や区役所には抗議や問い合わせが相次ぐ事態に。

福岡市福祉局生活福祉部 保護課宮原章 課長
「『生活保護相談を追い返したために母子が死に至った、なぜ救えなかったのか』というご意見を頂戴しています」

福岡市によりますと、市役所と城南区役所には15日午前9時までに約80件の問い合わせがきたということです。

しかし、この投稿について、福岡市は「事実ではない」と否定。

デマを投稿した発信者に対し、情報開示請求の手続きを進めると公表しました。

福岡市福祉局生活福祉部 保護課 宮原章 課長
「誤った情報が拡散することは、生活保護制度への信頼に関わるものと考えています。今後、本当に支援が必要な方が、行政への相談を躊躇するといったことにもつながりかねないと危惧しているところでございます」