国が「個別避難計画」を作成を進めるも…

 こうした人工呼吸器を付けて暮らす人や高齢者などいわゆる「災害弱者」の命を守るために重要なのが「個別避難計画」です。

 「災害弱者」一人一人が避難場所や避難時における必要な配慮などを書き、自治体や地域のヘルパーなどと事前共有を行うための資料です。

 2021年、国は災害対策基本法を改正し住民の個別避難計画の作成を市町村の努力義務にしました。

 神戸市も病状の経過や投薬状況、備えが必要な物品のリストなどが書かれた個別避難計画の作成を進めています。しかし…
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 (神戸市福祉局くらし支援課 筑田英子課長)「24時間の人工呼吸器装着患者の方はほぼ全てが作成済み。重症心身障害児と要介護5の方は1~2割程度です」

 市内に約26万8000人いる対象者に対し、作成が完了している人は約1万2000人と5%以下なのです。