どうして冬に黄砂?黄砂の注意点と影響
本来、黄砂は「春(3月〜5月)」に多い現象ですが、近年は1月や2月にも観測されることがあります。その理由は温暖化にあると考えられています。

地面が「凍らない」・「雪がない」
通常、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠など黄砂の発生源は、冬場は凍土や雪に覆われています。砂漠の砂が雪や氷、凍結で固定され、舞い上がりにくい状態になっています。
しかし、地球温暖化の影響で、雪の量が減ったり、地面の凍結がゆるんだりするエリアが増えています。

冬の「強い風」と「低気圧」
冬場は、大陸から日本に向けて強い季節風が吹きます。また、低気圧が急速に発達しながら通過する際、発生源付近では暴風が吹き荒れます。
「凍っていない砂」と「冬の強い風」という条件が重なることで、本来飛ぶはずのない冬の時期に、大量の砂が巻き上げられ、偏西風に乗って黄砂として日本へ到達していると考えられています。
冬の黄砂は、気候変動が私たちの身近な天気に影響を与えている一つの例と言えるでしょう。
















