「恐ろしい世界の入り口」“ドンロー主義”で西半球を支配?

その背景にあるのが、モンロー主義だ。
1823年、アメリカ第5代大統領のジェームズ・モンローが発表した「外交・安保の原則」。西半球にヨーロッパが進出しないよう、お互いに干渉しないなどとしたものだ。
トランプ大統領(3日)
「モンロー主義は重要なものだ。我々はモンロー主義をはるかに超えた。今は、“ドンロー主義”と呼ばれている」

自身の名前「ドナルド」と掛け合わせ、「ドンロー主義」として再定義したもので、西半球において、アメリカの支配を強めようとしている。
村瀬健介キャスター
「パワーポリティクス(権力・武力行使)が行われる国際秩序は、日本にとっては非常に不利ではないかと思うのですが」
同志社大学(米政治・外交) 三牧聖子 教授
「今のトランプ政権の認識としては、今までのアメリカ外交は、その国際法とか国際的な正当性とか、そういうものに拘ったために、より直接的に利益を追求することができなかったと。国際機関、国際法みたいなものは邪魔なんだという認識」
トランプ大統領は7日、「国益にならない」などとして、合わせて66の国際機関から脱退するよう指示する文書に署名した。

同志社大学(米政治・外交) 三牧聖子 教授
「いま我々はロシア、中国、さらにはアメリカまでもが現状打破、現状維持ではなく、現状打破国。自分たちの利害に沿って世界を作りかえる欲求を持って、それを実行に移している、恐ろしい世界の本当に入り口にいる。ここで、やっぱりこういう世界はダメだと、力が全てだという世界に至らないための最大限の努力をすべき局面」














