大会連覇を狙う侍ジャパン
今年は、野球熱が再燃しそうだ。
プロ野球は3月27日に開幕するが、その前にはWBC(ワールドベースボールクラシック)が開催される。大会は3月5日にスタートし、17日に決勝が行われる。井端弘和監督が率いる侍ジャパンは大会連覇を狙うことになる。
このチームで攻撃の軸になり、注目したいのが森下翔太(阪神)だ。2025年セリーグの覇者となった阪神タイガースにおいて主に3番を任され、打率.275を残し、本塁打23本と打点89はリーグ2位の成績だった。勝負強さと長打力が魅力で、守備はライトが主だが、WBCでは外野にメジャーリーグで活躍する鈴木誠也(カブス)、強打者の近藤健介(ソフトバンク)らがいるので、センターでの守備も任されることになるだろう。
森下の出来が阪神の優勝に大きく寄与したようにWBCでも彼のバットが優勝のキーになるであろうし、阪神のリーグ優勝連覇にも昨年以上の打撃で貢献してくれるはずだ。
投手では、髙橋宏斗(中日)が楽しみだ。前回大会でも侍ジャパン入りし、1次リーグの韓国戦に登板し、1イニングを完璧に抑えた。一昨年のWBSCプレミア12のアメリカ戦では4回2安打無失点、8三振を奪う好投を見せた。
持ち味は、150キロ後半のストレートと鋭く落ちるスプリット、さらに110km/h台前後のカーブ、スライダー、カットボールもあり、髙橋が尊敬する山本由伸投手のように多彩な球種を持つ。アメリカの舞台で活躍して優勝に貢献し、将来メジャーへの足がかりを作れるか。
侍ジャパンのWBC連覇は、メジャーリーグの日本人選手をどれだけ招集できるかに因るだろう。前回大会で精神的な支柱だったダルビッシュ有投手が右ひじの手術のために出場が絶望になったが、幸いなことにワールドシリーズ2連覇を達成した大谷翔平(ドジャース)が参加を表明。他にも鈴木誠也(カブス)、今永昇太(カブス)、菊池雄星(エンゼルス)ら日本人メジャーリーガーが参加に意欲を示している。
彼らが合流すれば戦力的にアップし、ライバルであるアメリカとの勝負も互角以上に持ち込め、優勝の可能性が一段と高くなる。果たして、マイアミの地で井端監督の胴上げが実現するか。














