21歳の新大関 綱取りに挑戦へ
安青錦新大には綱取りの期待がかかる。
安青錦はウクライナ出身の21歳で、2023年9月場所で初土俵を踏んだ。その後、2025年3月場所に新入幕を果たすと11月場所では関脇として初優勝。直近3場所で通算33勝以上(11勝、11勝、12勝で計34勝)に到達し、大関昇進を決めた。
初土俵から14場所での大関昇進は、年6場所制となった1958年以降では琴欧州の19場所を更新して、史上最速での昇進になった。大関昇進を伝える使者には「大関の名に恥じぬよう、またさらに上を目指して精進いたします」と述べ、シンプルな口上には安青錦の実直な人柄が感じられる。
安青錦の強さのベースは、ウクライナでのレスリング経験に裏打ちされた体幹の強さと粘り強い足腰だ。さらに日本で突っ張りを覚えたことで突き押しにさらに磨きがかかった。
「常に自分の相撲を取ることを意識しています」と語るように、いかに自分の力を発揮できるか、考えて相撲を取るタイプ。戦火を逃れて海を渡り、安治川部屋に入って約3年。常々、「横綱になりたい」と口にしており、そのために140キロの体をさらに大きくしていく予定だ。
今年は、横綱への大事なファーストステップになる。1月場所から賢く、強い、圧倒的な相撲を見せてくれるはずだ。
4度目の正直で五輪初出場 金メダルへ
2026年、チームとして活躍が楽しみなのが、初めて冬季五輪に出場する女子カーリングのフォルティウスだ。ミラノ・コルティナ冬季五輪の最終予選に臨み、2枚のチケットのうち1枚を獲得し、五輪初出場を決めた。
ここまでは苦難の連続だった。2022年の北京五輪の代表を逃すとスポンサーの北海道銀行の契約が終了し、クラブチームとして再出発した。資金難に苦しみ、遠征費用を捻出できず、クラウドファンディングで活動資金を捻出、その間もスポンサー探しに奔走し、今では20社以上の企業がサポートをしてくれるようになった。
主力でスキッパーの吉村紗也香は、「4度目の正直で、ようやく五輪の舞台に立てる。金メダルを獲りたいと思っています」と、期待を膨らませている。前回大会の北京五輪ではロコソラーレが銀メダルを獲得した。フォルティウスは、その一歩先に歩を進められるか、非常に楽しみだ。














