アメリカのベネズエラへの軍事攻撃、大統領拘束というニュースが世界を驚かせています。なぜ国際法違反とも言われる強引なやり方をしてまで行動を起こしたのか。

 専門家は「計算しつくされた戦略で、すべては今年の中間選挙に向けて支持率を上げるためではないか」と指摘しています。

 ベネズエラ侵攻がなぜ支持率アップに繋がるのか。そこにはベネズエラの石油利権と歴史が関係していました。

 アメリカの狙いを独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構の野神隆之首席エコノミストへの取材を含めて解説します。

ベネズエラへの大規模攻撃…その狙いとは?

 1月3日未明、アメリカはベネズエラの首都・カラカス市に対して大規模攻撃を行い、少なくとも40人が死亡しました。

 ベネズエラ・マドゥロ大統領は「違法薬物の取締り」を理由に連邦拘置所に拘留されていて、麻薬組織と共謀してコカインを密輸したなど4つの罪に問われています。

 NYの裁判所に出廷したマドゥロ大統領は「私は無実です。有罪ではありません」と主張。マドゥロ大統領の弁護人は「軍による拉致が合法なのか疑問だ」としています。

 アメリカのベネズエラ攻撃の狙いはどこにあるのか…?