国有地売却「私も妻も関係していない」答弁後から始まった改ざん
2017年、廃棄物などが埋められていた国有地が、学校法人森友学園に8億円あまりも値引きされ、売却されていたことが判明しました。
国有地を取得した学園の理事長・籠池泰典氏は…

学校法人・森友学園 籠池泰典 理事長(2017年3月)
「神風が吹いたかなと思った」

新設予定だった小学校の名誉校長が安倍総理の妻・昭恵氏でした。
学園が運営する幼稚園の運動会では、園児に「安倍首相頑張れ!安保法制国会通過よかったです」と宣誓をさせていました。 8億円あまりの値引きの裏に、安倍総理の関与はなかったのか。国会で問われ、きっぱりと答えました。

安倍晋三 総理大臣(2017年2月・当時)
「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい」
この答弁のあと、公文書の改ざんは始まったのです。赤木俊夫さんが自ら命を絶ったのは、改ざんを強いられてから1年が経った時でした。
その2日後、改ざんがなされた際、理財局長だった佐川宣寿氏が財務省を辞職。さらに3日後、財務省は改ざんを認め、その後、調査報告書を公表します。

麻生太郎 財務大臣(2018年6月)
「(Q.なぜ財務省の方々はここまで〔改ざんを〕やらなくてはいけなかったのか?)それが分かれば苦労せんのですよ。それが分らんからみんな苦労している私らも」

















