太平洋1万2000kmを支えるのは“人力”?

世界中に張り巡らされた海底ケーブルの地図を見ると・・・その総延長距離は約148万km、地球37周分に相当する。

NECグループ OCC 川上浩 社長
「このタンク1つに巻く量は90kmだと思ってください」
「中継機を接続して、接続して、接続して、結局1万kmとかそういう距離になる」

たとえば、日本とアメリカを結ぶ海底ケーブルはおよそ1万2000km。約100kmごとに「中継機」を接続し、光信号の減衰を防ぎながら太平洋を横断している。

そして驚くのが、完成したケーブルは機械ではなく人の手で巻いていくこと。ほとんどの作業は機械化されているものの、ケーブルがねじれやすいため、いまでも「巻く」作業は“人力”が欠かせない。

















