女性初の総理大臣・高市早苗「ゲームチェンジャーとして意味がある」

膳場:
ずっと日本は男性が総理だった。けど、今年高市さんが初めて女性総理に就任した。

小池知事:
女性が当たり前のようにトップにいる、意思決定を行うということは、私はこれまでの日本を具体的に変えていく、まさにゲームチェンジャーとしての女性ということに極めて意味があるというふうに思っています。

たとえば今、少子化についても、人口は毎年何十万人と少なくなっているわけですね。子どもを産むことがリスクではない。結婚がリスクではないことをしっかりと伝える。それは女性の役割というか、女性が行うことが自然なんだろうと。

膳場:
10年間東京のトップが女性だった。女性がトップであることが当たり前、という環境をつくったのでは?

小池知事:
意思決定の場に女性がいるということは、様々な変化を起こすという、そのことを都民の皆さんも感じていただいているのかなと。それで3期目に入りました。
政策も、1年でできるものではありません。赤ちゃんファーストなどの政策を長く行ってきたからこそ、今、10年ぶりに出生数がプラス0.3と、プラスに転じているんですね。ほかにも、たとえばAIの発展というのは、1年どころか毎月違いますよね。

膳場:
目覚ましいですね。

小池知事:
あまりしがらみのない女性にとって、そういう変化こそ取り入れる余裕を私達は持っているのじゃないかな。