「“ダイバーシティ”ってどこの駅の近く?」男性議員の発言にフリーズ

小池知事:
ところが、自民党が野党に転じたとき、時間ができて、つらつら考えるうちに、「あれちょっと原点に戻った方がいいな」と。それで女性の社会参画とか、子育て、ひいては、少子化問題に取り組むことにしたんです。

女性議員の方、ときには男性議員の方もきていただいて、いろんな専門家をお呼びして、ダイバーシティについてどうあるべきかを話していたんですね。

そしたら、結構最初からいたはずの男性が途中で「その“ダイバーシティ”っていうのはどこの駅が近いんですか?」って。それで、もうその場はみんな凍りついたんです。

膳場:
ひっくり返っちゃいますね。

小池知事:
ひっくり返るどころか。もうその場でフリーズです。これは国会でやっていてもマイナーな、とてもマイナーなアジェンダでしたしね。これは無理だと思って、今知事として、その時できなかったところをやっているということですね。