▼捜査について説明“解析のために携帯などの押収を命じられていた“

阪口被告は「ナチュラル」が女性を風俗に紹介して得たスカウトバックの一部が暴力団に流れているのではないかと捜査を行っていたと説明。ナチュラルは全国で1500人規模で活動し、数千万円をかけて開発した「チャットアルファ」と呼ばれる特殊なアプリで、店舗との連絡や女性の出勤管理などを行っているとして、解析のために携帯などの押収を命じられていたと述べました。

弁護人「アプリの解析はどれくらい重要だった?」
阪口被告「8~9割はその解析にかかっていた」
弁護人「捜査本部として捜索の意気込みは?」
阪口被告「絶対に携帯のアプリのパスコードを解除させると。アプリを解析しないと事件が始まらないと必死でした」
弁護人「顔認証や指紋認証のために事前に準備していたものは?」
阪口被告「顔面部でパスコードを解除させるために身体検査令状を取得していました」
弁護人「令状を用いたらどういうことができると思っていた?」
阪口被告「パスコードを言うように説得して、それが無理であれば、ある程度の有形力を行使して、顔認証でパスコードを解除できると認識していた」