▼上からの指示で必死の思いだった…
家宅捜索中に捜査対象の男性に暴行したなどとして、大阪府警捜査4課の捜査員6人が起訴された事件。捜索現場に設置された府警のカメラの映像データが捜索後に消去されていたことが、裁判で明らかになりました。
大阪府警捜査四課の巡査部長・阪口裕介被告(33)は今年7月、女性を風俗店などに紹介する国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」の拠点とみられるビルの一室を家宅捜索した際、警部補の時長力被告(51)とともに捜査対象の男性(20代)に暴行をした罪に問われています。
10月15日の初公判で、阪口被告は「私の行為は職務の範囲を超えてしまいました。この件についてすべて正直に話をしようと思う」と起訴事実を認めていました。
23日に行われた裁判で、阪口被告は家宅捜索中に別の捜査対象の男性(20代)に暴行した罪についても「間違いありません。今回の件も正直に話します」と起訴内容を認めました。














