“買い控え”受け、利益度外視で値下げする企業も
井上貴博キャスター:
コメのスーパーの販売平均価格は、12月第2週で4331円となっています。1年前(2024年12月第2週)は3485円でした。

コメの価格が上がり始めた2025年春、政府は備蓄米の入札を始め、5月に入ってから農林水産大臣に小泉進次郎氏が就任しました。この頃、増産に舵を切ろうという話もありましたが、備蓄米放出したこともあり平均価格は下がっていきました。
ところが、秋の新米のシーズンにまた上がっていきました。その頃、農水大臣のポストに就いたのが鈴木憲和氏です。増産から今度は減産に舵を切るような発言もありました。そして鈴木大臣が打った手が「おこめ券」です。
さらに振り返ってみると2023年(12月第2週)のコメの価格は2028円、2022年(12月第2週)は1894円でした。
もちろん「安ければいい」ということではないですが、落としどころをどこにするのか、大臣が変わって(方針が)ころころ変わるのは、現場も大変だろうなと思います。














