「おこめ券」と「現金給付」自治体で分かれる判断
一方、「おこめ券」は配布しないという自治体も。
2025年10月に、「おこめ券」を独自の家計支援策として配った台東区。国の経済対策で交付されるお金について、今回は「現金給付」にするといいます。

台東区・企画財政部 三谷洋介さん
「全世帯に対して1人あたり5000円を現金給付する予定。現金であれば自由に利用することができ、店舗側でも新たな事務負担が発生しない」
さらに、「おこめ券」が速やかに納品されるか不透明であることなど、総合的に判断したといいます。
しかし「おこめ券」をめぐっては、街からこのような声も。

街の人
「やめたほうがいい。たいして意味がない、一時的なもので。今だけ『おこめ券』をもらっても、別にどうしようもない」
「『おこめ券』を配るだけじゃなくて、コメ自体を安くしてほしい」
街から聞こえてくるのは、「コメの価格を根本的に下げて欲しい」という声です。

2025年を振り返ると、備蓄米の放出や農政の大転換、そして大臣の交代もありましたが、結局は史上最高値近くで高止まりするコメ。
いったいいつ、手に取りやすい価格になるのでしょうか。














