「ヘリカル方式」から「トカマク方式」へ

プラズマを発生させて行う研究をめぐっては、岐阜県土岐市内の大型実験施設(LHD)での実験は、2025年度内に終了することが決まっていて、それ以降は、茨城県那珂市内の超伝導トカマク装置「JT-60SA」で実証実験が行われます。

核融合発電の実現に向けた今後の見通しについて質問すると、研究チームのメンバーは「2030年代に発電実証を目指している」との前提を述べた上で、「その後の商用炉実現に向けては、更なる技術開発は必要だと思う。実現は、21世紀中以降になるのではないかと思うが、極力早く実現したいとは考えている」との認識を示しました。














