遅延はごくわずか しかしプラズマの動きは早く
その際に、発生する通信遅延は、およそ0.014秒程度に過ぎませんが、プラズマの動きはとても早いことから、通信遅延を先読みする形で制御を行うことに苦労があったということです。

スーパーコンピューター上で、大型実験装置(LHD)と同じ環境を、仮想的に再現する「デジタルツイン」という技術を活用して行われた今回の実験では、これまでは難しかった「多変数制御」も実現できたということで、今年10月ごろから開始され、11月ごろに初めて成功したということです。
研究グループは、今回の成果が将来の「核融合発電所」の実用化に向けた、重要な基盤になるとしています。














