勤務先の高校で女性を盗撮した罪などに問われている元教諭に対し、宇都宮地裁は拘禁刑1年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
栃木県の県立高校の元教諭・古口大輔被告(38)は今年8月、勤務先だった高校の女子更衣室やトイレに小型カメラを設置し、女性を盗撮した罪などに問われています。
古口被告は起訴内容を認めていて、検察側は「立場を利用した巧妙で悪質な犯行」などとして、拘禁刑1年6か月を求刑しています。
宇都宮地裁はきょうの判決で、「学校の設備の場所や利用状況を把握できる立場を利用し、巧妙にカメラを設置したことは悪質」と指摘。「延べ29人もの女性が盗撮されていて結果は重大」として、拘禁刑1年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
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