うるま市の津堅島で小麦の種蒔きが始まりました。津堅島では新たな産業で地域を活性化させようと2021年の春から、耕作放棄地を活用して小麦の栽培に取り組んでいます。

今年も種蒔きの季節を迎え、島の畑では18日、県麦生産組合のメンバーらが「あやひかり」という品種の小麦の種子をトラクターを使って植え付けました。

津堅島では今シーズン、約3.1ヘクタールの畑で化学肥料や農薬を使わずに小麦を栽培し、5トンから6トンほどの生産を見込んでいます。

順調に生育すれば来年4月にも収穫される予定で、県産小麦のブランド「島麦かなさん」としてうるマルシェなどで販売されることになっています。