高知県によりますと、今回譲渡が決定したのは、リングに使用された「ヒノキの柱」8本と、「CLTパネル」23枚です。体積にして約53立方メートル分にのぼります。

高知県は万博の開催にあたり、「関西戦略」の一環として県産木材(土佐材)の活用を推進。県外のメーカーと連携し、会場の施設整備に多くの木材を供給してきました。今回の譲渡は、万博協会が進める「解体後の建材再利用」の公募に対し、県が申請を行い、12月17日までに決定したものです。