親が育てられない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」の設置を目指す泉佐野市。追加の調査費用などを盛り込んだ補正予算案が市議会で可決されました。

泉佐野市が設置を目指す、親が育てることができない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」。

市議会で18日、追加の調査費用など300万円を盛り込んだ補正予算案が可決されました。

市の職員らは11月、「赤ちゃんポスト」が設置されている熊本市の慈恵病院を視察、市長も来年2月に視察する予定です。

(泉佐野市・千代松大耕市長)
「予算が今回調査費用という形で承認いただいたということで、確実に一歩一歩ではあるが、前に進むことができているなと思う」

市は「赤ちゃんポスト」を早ければ来年度から運用したいとしていて、実現すれば、全国で3例目となります。