柿を盗んで...

また、一連の事案を把握していたにもかかわらず速やかに報告しなかったとして、男性教諭が勤務する学校の女性校長が減給処分となっています(減給10分の1、3か月)。

教育委員会はこのほか、他人が所有する柿の木から柿を3つ盗み、逮捕・不起訴処分となった63歳の男性教諭を懲戒免職に。

同僚の財布から現金約4万8千円を盗んだ26歳の男性職員を停職処分としています(停職期間は3月31日まで)。

県教育委員会の池上重弘(いけがみ・しげひろ)教育長は「学校教育に対する信頼を著しく失わせるものであり、社会的責任はきわめて大きく深くお詫び申し上げます。児童生徒をかけがえのない存在として認識し、改めて公教育を担う重みを自覚するよう職責に応じた具体的・実践的な指導や研修を通じて、職員全体の一層の綱紀粛正と使命感・倫理観の高揚を図り、教育行政の信頼回復に努めてまいります」などとコメントしています。