北海道電力の泊原発3号機の再稼働をめぐり鈴木知事は経済産業省を訪れ同意を正式に伝えたうえで、安全対策など10項目からなる要請を行いました。

鈴木直道 知事
「(北電)泊発電所3号機の再稼働に向け理解要請があった。この事について同意する」

鈴木知事は午後2時すぎ赤澤経産大臣のもとを訪れ、北海道電力泊原発3号機の再稼働に同意する考えを正式に伝え、10項目の要請を行いました。

具体的には、
●避難道路や港を国が主体となって整備すること。
●いわゆる「核のごみ」の最終処分場について「調査地点の広がりが見られず、結果として北海道だけの問題になってしまう」と強い懸念を示すとともに「全国的な理解促進に向け丁寧な説明に努めること」
などが盛り込まれました。

鈴木直道 知事
「東京も電気を使っている。でも東京に原発は立地していない。原発の立地もごみも原発を立地地域だけの問題なのか。私はそれは違うと思う。全国の問題」

赤澤大臣はこの要請について、「大変重く受け止めている全力できちんと対応していきたい」と答えました。