設計力で「好立地・手が届く」戸建て
オープンハウスグループは、売上高が2023年に1兆円を突破。その後も右肩上がりの成長を続け25年9月には1兆3364億円に。

その強みは「変形地」と呼ばれる住宅を建てにくい土地や狭い土地の活用。他社が敬遠しがちな土地をあえて取得し、独自の設計力で「都心の好立地」のマイホームを「手の届く価格」で提供してきた。
神奈川・川崎市の「3階建ての一戸建て」を2024年に約5000万円で購入したのは、独身男性の高橋大貴さん(38)。

廊下の壁一面には、VTuber(バーチャルYouTuber)のグッズが飾られ「毎日目にする所なので、ここを見ながら『今日も会社頑張るぞ』と出かける」と話す。

おひとり様の一戸建て購入ー
オープンハウスによれば独身世帯の購入比率は増加傾向とのことで、その理由の1つが「マンション価格の高騰」だ。
独身で戸建てを購入・高橋さん(38):
「中古マンションでもけっこう価格は高くなるので、そうするとそんなに大きくは変わらないのかな」
土地の面積はわずか14坪(47㎡)だが、高橋さんはそこまで“狭さを感じない”と言う。

バルコニーをなくす代わりにリビングを「勾配天井」にしたことで、高さのある解放感のある部屋に。他にも、階段のつくりを工夫して「床面積を増やす」などスペースを有効活用している。

独身で戸建てを購入・高橋さん(38):
「住み心地は最高。自分のこだわりができるような家にしてもらったので、そこは本当にすごく良かった」














