避難にかかった時間は通常の3倍 解析データで見る“車避難”による渋滞
地震発生から約30分後、午後11時45分に目立ち始める濃い紫色。これはゆっくり動いているか、ほぼ止まっていることをあらわしています。渋滞は時間が経つごとにひどくなっていきます。
ピークは翌9日午前0時5分頃で、高台へ続く幹線道路の多くは紫色になっていました。このため、小中野地区に住む男性は当初走るつもりだった国道45号を諦め、かわりに大きくう回をして高台にある妻の実家へ向かいました。
避難にかかった時間は約30分で、通常、国道45号を通った場合の3倍もかかったということです。
八戸市小中野3丁目に住む男性
「恐怖でしたし、なんでこんなに渋滞しているのか、まずわからなくて…。みんな一斉に同じ行動をして、逃げているんだと…」














