大分県内の11月の宿泊者数が発表され、外国人宿泊者数は過去最多を更新しました。しかし、中国からの宿泊者数は約8600人と、前月から約3000人減少しています。

県の観光統計調査によりますと、11月に県内のホテルや旅館を利用した宿泊者数は50万4000人余りで、前年同月を約3万2000人上回りました。月間の宿泊者数が50万人を上回るのは3か月ぶりです。

このうち、外国人客は約12万1000人に上り、去年より2万人近く増えました。これまで過去最多だった今年1月の約12万200人を上回って過去最多を更新しています。

資料:由布市

出発地別では、韓国が5万2000人余りと最も多くなっています。また、4月に直行便が就航した台湾も2万4000人余りに上り、去年より1.5倍に増えました。

一方、渡航自粛が呼びかけられた中国からの宿泊者数は約8600人でした。去年より増加しているものの、10月に比べ3000人余り減少しています。