選ばれる施設とは

Bリーグ 島田慎二チェアマン「選ばれる施設を作るべきだと思う。良いスペックのアリーナじゃなかったとする。そうすると建設コストは抑えられたけれど、アーティストなどに選ばれなかったら、スポーツだけだと(経営が)大変。スポーツエンタメ以外に選ばれる観点を忘れない事が大事」

というのも、レギュラーシーズンのホーム戦は30試合だけ。残り300日以上あるアリーナの空白をどう埋めるのかが運営のカギを握ります。

桜十字グループ 諸泉千智 施設本部長「音楽のコンサートが一番収益性が高い。長崎のアリーナでは「ゆず」のコンサート。佐賀アリーナでは「B’z」や「松任谷由実」さんが来ている。音楽コンサートが誘致できるアリーナにして地域の魅力を作っていきたい」

工期を短縮する方法の1つとしてPFIの活用が挙げられます。PFIとは、公共施設などの建設、維持管理、運営に民間の資金、経営能力を活用することです。これによって同一水準のサービスを、より安く、より速く提供できるのです。

これについて木村知事は「官僚時代にPFI法に関連する業務に携わっていた時期がある。その時の経験から言うと、数か月から1年、工期が短くなったこともあった」とPFIの活用については詳細を検討しているということです。

<関連記事>
どうなる?熊本のスポーツ施設②藤崎台に替わる野球場