「自分たちが参加した意味がないじゃないか」と維新が言うから8ルートに⁉

維新側が提示した8つのルート案に対し、現行の小浜・京都ルートでの早期着工を自民党はこれまで求めています。

2時間にわたる協議を終え、自民党が維新の主張を聞き入れる形になりました。

北陸新幹線整備委員会・前原誠司共同委員長(日本維新の会)「残りの7ルートについても自民党が最終的には国土交通省鉄道局に、どのようなものができるか検討してみると。合意を得られて感謝したい」

北陸新幹線整備委員会・西田昌司共同委員長(自民党)「腹を割った議論があった。先の見通しが立ってやっているわけではない。むしろ維新さんはそういう形では『自分たちが参加した意味がないじゃないか』という。我々もその意見をしっかり踏まえて議論したい」

自民党と日本維新の会は、8つのルートを再検証する方針で合意しました。

整備委員会は各ルートの再検証に必要なデータを提示するよう国交省に求めたほか、JR西日本やJR東海にも年明け以降、ヒアリングを行うとしています。