青森県八戸市で最大震度6強の揺れを観測した地震から、15日で一週間です。被災地では、通行止めや断水が続く一方で、県内全ての学校で授業が再開しました。
8日の地震から一週間。
八戸市では、NTT青森八戸ビルの鉄塔が倒壊する恐れがあり、国道の通行規制が続いています。
JNN取材団 青木芽生 記者
「午前8時です。国道45号が通行止めのため迂回する車が一列にずらっと並んでいます」
この影響で、市営バスなどのルートの一部が変更されています。
バスの利用者
「今、電車がとまっているのでバスで行っています。少し遅れると思って、一本早めのに乗っている」
鉄塔の修復は、着工の見通しがたっておらず、現在も周辺の48世帯に避難指示が出されています。
また、七戸町では水道管の漏水の調査のための断水が続いていて、147世帯に影響が出ています。
断水地区の住人
「きのうも雨も雪も降る中、一生懸命やってもらっている。私たちもがんばらないといけない」
一方で、県内全ての学校で授業が再開しました。
JNN取材団 島元萌々子 記者
「八戸東高校です。生徒たちは一週間ぶりの登校です」
校舎の基礎部分が破損した八戸東高校は、生徒の賑やかな声が戻ってきました。
生徒
「みんなに久しぶりに会えるので楽しみ」
生徒
「学校が無事で、いつも通り授業が始められて良かったです」
今回の地震で初めて発表された後発地震注意情報で「特別な備え」が呼び掛けられている期間は、16日午前0時までです。














