青森県東方沖で発生した地震で震度6強を観測した八戸市では未だ被害の全容がわかっていません。

こうした中、今後支援が必要な場所の洗い出しなどを行うため、南陽市の職員2人が八戸市に派遣されることになりけさ出発しました。

青森県八戸市に派遣されるのは、南陽市総合防災課の安彦好樹さんと、これまでも被災地などで支援経験のある商工観光課の(総合防災課の経験職員)佐藤真二さんの2人です。

安彦さんは、2018年の北海道胆振東部地震などで被害の調査にあたってきたほか、佐藤さんも能登半島地震の際などで現地の調査業務にあたりました。

おとといの地震では、八戸市で最大震度6強を観測しました。

現地では道路が陥没したり、高架下の橋脚が大きく破損しているのがわかるなど徐々に被害が明らかになってきていますが、全容はわかっていません。

今回の派遣は、全国市長会の「防災対策特別委員会」からの要請で行われるもので、期間はきょうから13日までの4日間の予定です。

2人はきょうから八戸市で被災現場や避難所などを回るなどして被害状況の情報収集をするほか、支援が必要な場所の洗い出しなどを行うということです。