12月8日、青森県八戸市では県内でも過去最大の「震度6強」観測の地震が発生。各地でも、この地震による影響は確認されていて、依然として“災害の爪痕”は色濃く残っています。日常の生活を取り戻せないままの日々が続く現状を取材しました。
七戸町では9日夜に、一度断水が解消したものの水道管からの漏水が判明したため、町は調査のために計画断水を行い、再び一部の地区で水が使えず300人以上に影響が出ています。
七戸町では、9日夜の断水解消から約7時間後に別の地区で水道管の漏水があり、4つの地区で断水となっています。
断水地区に設けられた給水所には、飲食や生活に利用する水を求める人が訪れていました。
町民
「夕飯の時間なので、そういうのに使いたいなと思ってきた」
町民
「(水が)出ないんですよ」
Q.いつから出ないんですか?
「けさはちょろちょろ出てたの。仕事から帰ってきたらもう出ないから、もらいにきたの。大変なのよ…」
この断水は、漏水箇所を調べるために町が実施している計画断水で147世帯・308人に影響が出ています。
10日の調査では、依然として漏水している水道管は確認できず、午後6時現在、復旧のめどは立っていないということです。














