“勝ち筋”は「需要への柔軟な対応」
“市場の需要に合わせて”作り分けていくー
その戦略のキーワードとなるのが「柔軟性の追求」だという。
▼統合制御システムやプラットフォームをEVとエンジン車で「共通化」
▼1つの生産ラインでEVとエンジン車の「混流生産」
▼需要変動に柔軟に対応できる日米「ブリッジ生産」

『スバル』大崎篤社長:
「アイサイトを中心として<走る・曲がる・止まる>が我々の強みなので、この2年間、ここの部分の統合制御システムというのを作った。それからプラットフォームもエンジン車とEV車とできるだけ共用をして開発を進めてきた。それによって一つの生産ラインでEVとエンジン車と混流できる仕組みも作ってきた。さらには、同じ車種を日本と米国で両方流せるブリッジ生産という仕組みも持っているので、需要に柔軟に対応できる。“これらの柔軟性が、我々のような小さい規模のOEMの勝ち筋”」
――柔軟性を確保することでコスト構造に強い体質にしていきたいと。スバルがキラリと光る存在であり続けるために、今は何を求めているのか

大崎社長:
「やはり“ブランドをいかに磨いていくか”。まずは商品を技術的に際立たせることも大事だし、<パフォーマンス><アドベンチャー>と二つの柱を立てて、様々なお客様に支持してもらえるようにしたりと、全体のスバルのブランドを上げていく。そういう取り組みをやっている」
(BS-TBS『Bizスクエア』2025年12月6日放送より)














