室内の対策

地震の揺れに備えて、室内の家具を固定してください。高い場所には重いものを置かないようにしてください。また、寝る場所や、部屋の出入り口、玄関などの近くは、倒れると危険なため、家具そのものを置かないようにしましょう。

避難路や避難所の確認

地震や津波の発生に備えて、自分が住んでいる地域の避難路や避難所を確認してください。ハザードマップなどを活用し、近くの高台や、「津波避難ビル」に指定された建物など、避難できる場所を把握しましょう。

連絡手段の"備え”

災害時は、電話やインターネットがつながらない、また、つながりにくくなるおそれがあります。家族や親戚、職場の同僚など、身近な人同士で、いざという時の「連絡手段」や「避難する場所」を決めておきましょう。

災害時の連絡手段として有効なのが「公衆電話」です。電話が混み合って通信規制が実施される場合でも、公衆電話は通信規制の対象外として優先的に取り扱われます。

また公衆電話は、NTT東日本・NTT西日本の通信ビルから電話回線を通じて電力の供給を受けているため、停電時でも電話をかけることができます。身近にある公衆電話の場所を知っておくことも大切です。

このほかの「備え」や、「北海道・三陸沖後発地震注意情」については、住んでいる市区町村のホームページなどを参考にしてください。

こうした「備え」を進める際に、最も注意すべきことがあります。それは、「焦らない・慌てない」ことです。