2024年8月に日向灘を震源とするM7.1の地震が発生し、気象庁は2019年の運用開始以来、初めて「南海トラフ地震臨時情報 巨大地震注意」を発表しました。
これにより、南海トラフ沿いの市町村では「1週間の特別な注意」が呼びかけられ、今回と同じように「日常生活を送りながら備えを進める」ことが求められました。ここでは、その「備え」の一部を紹介します。

防災グッズ・備蓄の確認
防災グッズなど、いざという時の「持ち出し用品」や、非常食・水などの備蓄を用意・確認してください。備えている水や食料の賞味期限が切れそうな場合は、新しいものと交換してください。
備えておきたいグッズの一例
●飲料水:1人1日3リットル目安、3日分
●食料品:温めれば食べられるご飯(1人5食分目安)、備蓄用パン、ビスケット、板チョコなど、1人最低3日分の食料
●カセットコンロ
●非常用バッテリー、LEDランタンなど広範囲を照らす照明、懐中電灯
●現金(小銭を中心に2万円ほど)
●救急用品・衛生用品・生理用品(マスク、消毒用アルコール、ウェットティッシュ、体温計など)
このほか、寒さが厳しい今の時期に必須な「毛布」「防寒着」「カイロ」など、季節に応じた防災用品も大切です。

車のガソリン
車の燃料が半分以下の場合は、給油してください。災害時は、緊急車両優先で燃料が給油されるため、一般車両の給油は制限されます。

















