「一気に準備」はNG、備えは「できることから少しずつ」
大勢の人が慌てて一斉に「備え」を進めると、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで生活必需品が買い占められたり、給油のためにガソリンスタンドには多くの車の列ができてしまったり…と、日常生活に支障をきたしてしまいます。
実際、2024年8月に初めての「臨時情報」が発表された高知県内では、ドラッグストアやホームセンターで、水・トイレットペーパー・カセットコンロ・防災用品などが買い占められ、日常生活で必要な人たちがそうした物を買えなくなるなど、日々の生活に大いに支障をきたしました。
今回の注意情報の対象エリアに住む人たちは、2011年の東日本大震災を経験していることもあって防災意識が高く、すでに日ごろからの「備え」を進めている人が多いと想定されます。
「慌てて、焦って」備えを進めるのではなく、日ごろからの「備え」を見直しながら、足りないもの・ことを補うことが大切です。「備え」を全く進めていないという人は、「一気に」ではなく「できる範囲で少しずつ」準備しましょう。
今後は「いつでも避難できる準備」をしたうえで、住んでいる市区町村が発表する情報を確認しながら、「慌てることなく、普段通りの生活を送って」ください。

















