首都圏で地震などの大規模な災害が発生した場合に備えて、普段は東京で行っている新幹線の運行管理が大阪で行われています。

 東京と博多を結ぶ東海道・山陽新幹線は通常、東京の総合指令所で運行管理が行われています。

 しかし、JR東海など3社は総合指令所が地震などで被災した場合に備え、年に一度、訓練をかねて列車の運行管理を大阪市内の第2総合指令所に移し行っています。

 6日は始発から終電までの新幹線538本全ての運行が大阪で管理されます。

 (JR東海 大橋耕平運送指令長)「第2指令所で異常時を想定した訓練を年に数回行っている。異常時の対応能力を高めて安全性を確保する」


 新幹線の運行管理は6日の始発から東京に戻されます。