田んぼの神様を家に招き入れ、1年の豊作に感謝する農耕儀礼「あえのこと」が5日、石川県の奥能登の各地で行われました。

震災の影響で存続が危ぶまれる中、伝統を守り抜こうと、文化プロデューサーとして活躍する金沢の女性が動き出しました。

あえのことの様子「田の神様、今年は長い間ご苦労様でございました。今年も良い秋に豊作にさせてもらいありがとうございました。何もございませんが、どうぞご飯をお召し上がりください」

田の神様をもてなす「あえのこと」が執り行われた場所は、なんとボランティアが宿泊するインスタントハウスです。