▼地域のクマに詳しい県の対策員は
クマの行方を捜した県のクマ対策員は、自らの経験上とした上で、「この地域でドカッと雪が降った後にクマが出没するのは珍しいケース、突然なんでこんな時期に出てきたのか」と話します。
クマ対策員によりますと、「雪が多く降ったタイミングで冬眠に入るクマもいるが、冬眠に入れずにいるクマが移動して人と出くわすケースもある」ということです。
男性が襲われたあと、ドローンも使って確認しましたが、クマは山に帰ったとみられ、発見には至りませんでした。

対策員は、雪で足跡などが消えているところもあり詳しくはわからないとした上で、出没したクマは、山ぎわの柿の木を目当てにゆっくりと食べていたということではなく、街中をささっと移動している形跡がみられるということです。
クマの捕獲には至っていないことから、対策員は、住民に雪が降っても冬眠できずに動いているクマが地域にいることを把握し注意してほしいと呼びかけました。














