1月18日午後1時頃、富士山富士宮口八合目付近で中国国籍の男性(20)が転倒して負傷し、救助を求める山岳遭難事故がありました。午後11時頃までに静岡県警の山岳遭難救助隊10人が現場に到着しましたが、風が強く、安全に下山できるタイミングになるまで男性とともに八合目付近で待機しています。

消防によりますと、1月18日午後1時頃、「富士山八合目付近で下山中に右くるぶしを負傷した」などと中国国籍の男性(20)から消防に通報がありました。

警察によりますと、静岡県警の山岳遭難救助隊が3班に分かれて現場に向かい、午後11時頃までに計10人の隊員が男性のもとに到着しました。

八合目付近は風が強く、人力での下山・救助は危険が伴うため、救助隊は夜が明けて風が弱くなってから下山する方針で、男性とともに八合目付近で待機しているということです。

男性は単独で富士登山をしていて、服装は登山をするためのものだったということです。男性は転倒して足を負傷した模様ですが、命に別状はないということです。

富士山は現在全ての登山道が冬季閉鎖中で、男性が登山計画書を提出していたかどうかは分かっていません。

警察によりますと、閉山中は山岳遭難救助隊をすぐには招集できないため、山岳遭難事故が発生した場合、開山期間中よりも救助に向かうまでに時間がかかってしまうということです。