冬型の気圧配置が強まり、石川県金沢市では3日夜、初雪を観測しました。山間部はこの冬初めての本格的な降雪となり、一面真っ白な雪に覆われています。
金沢では3日午後6時半ごろ、雨に雪が混じるみぞれが降っているのが確認され、金沢地方気象台は初雪を観測したと発表しました。平年より9日遅く、去年より5日早い観測です。
金沢市の山間部にある湯涌温泉では4日朝、3センチから4センチほどの雪が積もりました。
地元に住む女性は「初雪だとすぐ解けると思ったのに、このまま。風景もいいしきれいです」と話していました。
4日の最低気温は、輪島市三井で-1.4度となったほか、七尾でマイナス0.1度、輪島で1.1度、金沢で1.8度など、10の観測地点でこの冬一番の寒さとなりました。
輪島市三井町の仮設住宅に暮らす女性は「雪かきが大変。雪は慣れていても怖い。仮設住宅だと車のエンジンをかけていいのか、気を遣う」と話していました。
冬型の気圧配置は5日にかけて続く見通しで、4日夜から5日朝にかけて山地の多い所で15センチ、平地で3センチの雪が降るでしょう。冬用タイヤの装着やチェーンの携行など安全運転を心がけてください。














