飲酒運転による死亡事故は「増」…父が手記で伝えたいこと
警察庁によると、2024年中の飲酒運転による交通事故は2,346件で、前年と同数だった。このうち死亡事故は140件で、前年と比べて28件増加、プラス25.0%に上る。
飲酒運転による死亡事故は、厳罰化や根絶に向けた社会的気運の高まりなどを背景に、2002年以降は大幅に減少してきた。しかし、2008年以降は減少幅が縮小し、下げ止まりの傾向が見られる。
父が手記で伝えたいこと
大喜さんが飲酒運転で命を奪われた現場の国道10号には、今も花や飲み物が絶えることなく手向けられ、祈りが捧げられている。
11月20日の大会では、かごしま犯罪被害者支援センターの相談員が手記を代読する間、涙を流す人の姿もあった。
「飲酒運転のない社会を」という願いと共に、手記の朗読全文を紹介する。














