幼いころから動物が好き そして「獣医師」への夢
福岡県出身で鹿児島大学共同獣医学部の1年生だった宮崎大喜(みやざき・たいき)さん(当時20)。2000年12月生まれで、3500グラムと大きく生まれ、両親がとても喜んだこと、「なくてはならない『大気(空気)』のような存在になってほしい」という願いを込めて「大喜」と名付けられた。
幼い頃から生き物が大好きで、3歳年下の弟といつも仲良く昆虫採集に出かけていたという。
本も大好きで、幼いころは、毎日遅くまで「読んで」と絵本を何冊もせがみ、両親を困らせたこともあったという。
10歳の頃に飼い始めた愛犬「ジャッキー」の世話を家族の誰よりも熱心にし、いつしか獣医師を志すようになった。
高校卒業後は1年間の浪人生活を送ったが、毎日遅くまで自習室にこもって勉強するなど、その努力する姿に両親は確かな成長を感じていたという。














