検察側は懲役16年を求刑 判決は懲役15年 裁判所が認めた一方的な殺害
刑事裁判で検察側は16年の求刑をした。
弁護士は米村さんに言った。
16年という求刑は出たが、実際は12年はいかない。
加害者の供述から解決した事件だから。
しかし、6回目の裁判で裁判長が出した判決は15年だった。
米村州弘さん
「(求刑の)16年に対して1年しか短くならなかった15年。とても嬉しかったですね」
裁判の中で加害者は嘱託殺人だ。
娘から頼まれたから殺しました。
色々なことを自分勝手に言った。
しかし、裁判所はそれを認めなかった。
一方的に加害者の思いだけで娘を殺した、と。
米村州弘さん
「今でも16年という、あの求刑で15年という判決が出ることはほとんどないと思います」
それでも15年。
娘は20年生きてきた。
米村さんは許したくなかった。
だから民事裁判を起こした。
民事裁判は加害者が亡くなるまで法的に縛れる。














