「今の自分を超えたい!」生徒が実践!食事と睡眠の意識付け

授業に参加した1年生の大坂修吾さんは、成績を上げたいという一心で参加を決めた一人です。

「高校に入ってから、得意だと思っていた教科の点数が伸びなかったり、部活でもみんなの方が上手で…。改めて睡眠というのに目を向けて取り組んでいこうと思いました」

授業を終え、放課後はグラウンドで暗くなるまで野球部の練習に打ち込みます。夜7時半すぎ、帰宅後の夕食時には、さっそく家族との会話に「睡眠と栄養」の話題があがりました。

「摂らんといけん物質は大体一緒らしい。タンパク質とかビタミンBとか、あと鉄もとらんといけんらしい」

大坂さんの両親も、この取り組みに賛同しています。

母・奈津子さん
「社会人になっても睡眠を確保するというのが大変になっていると思うので、今のうちからそういうことを意識してもらうことに対してはありがたいかな」
(父・智宏さん)
「自分で聞きに行くっていうのが、身になるのかなと思って。学校でこういうことを開いてもらえるのは助かると思います」

大坂さんは、夜10時半ごろには布団に入り、7時間程度の睡眠時間を確保するよう心がけています。

「部活でも勉強でも今はみんなよりも劣っている状態なので、そこは脱出できるように。今の自分よりも超えていけるように、頑張りたいなと思います」