東京電力福島第一原発事故の後から福島県で行われている県民健康調査について、15歳以下を対象にした健康診査が、来年度いっぱいで終了することとなりました。
原発事故の後、福島県は、被ばくの影響などを評価し、県民の健康状態を調べる県民健康調査を行っています。このうち、15歳以下を対象にした健康診査について来年度を最後に終了することが、20日の検討委員会で決まりました。
終了する理由について県は、「診査の結果、放射線の直接的な影響は確認されなかった」とした上で、原発事故当時に生まれた人が、再来年度から16歳以上を対象にした健康診査に移行するためと説明しています。














