「ギニアのピンチを救いたい」コモンズDの元スタッフらも集合

 「このままでは国に帰れない」と、相談を持ち掛けられたのが、コモンズDを運営するディレクターだった森重裕子さんでした。

 (コモンズD・元ディレクター 森重裕子さん)「『助けたい』というよりは、この人たちが目の前にいて『売りたい』『そうか、じゃあ売ろうか』っていう感じ」

 考えたのは、工芸品の「売り尽くしイベント」。倉庫のオーナーも協力してくれることになり、2日間大々的に開催することになりました。

 (倉庫のオーナー 篠原彰子さん)「作った木工製品に対する情熱というか、すごく大事にされている。こんなすばらしいものに触れてもらう機会もできればなと思うし、いっぱい売れて皆さんが安心して国に帰れるように」

 「ギニアのピンチを救いたい」森重さんの呼びかけでコモンズDで働いていたスタッフたちも集まってきました。
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 (コモンズD・元スタッフ)「25か国入っていたパビリオンの中でも一番強烈な思い出がある。本当ににぎやかな国がギニアだった。海外にいたことがないけど、海外旅行に行ったような半年間だった。なにか力になれることがあればと思って」