約100tの工芸品 “行き違い”で1割ほどしか売れず

大阪・関西万博でコモンズDに出展したギニア。黒光りする女性像や壮大な年月を感じさせる仮面の数々など、自慢の工芸品を販売しようと、約1万4000km離れた本国から総重量100tほどの品を運んできました。
(ギニア政府代表団 ケイタさん)「愛知万博でもたくさん買ってもらえたし、2017年のカタールでの展示会でもたくさん売れました。それを計算したうえで持ってきました」
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ところが、どこかで行き違いがあったのか万博での物販スペースはたたみ9畳ほど。ほとんどの工芸品は、置くことすらできず、結局1割ほどしか売れませんでした。これでは渡航滞在費も賄えません。大赤字です。
(ギニア木彫組合・代表 ママディ・カバさん)「全ての事態の責任は私たちにあると感じています。だけど売ることが簡単ではないことはわかっていました」
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